91日目(6月30日):上棟式

<育児日記・新築我が家の途中経過 その7>
 今日は、いよいよ上棟式。午前中は家でゆっくりして、午後に出発。上棟式に準備するものは、建築会社からリストをもらっていたので、自分たちであれやこれやと考えなくてよかった。上棟式は近所の人を集めて、餅を配ったり、大工さんたちと宴会したり、と盛大なイベントというイメージもあるけど、最近(特に新興住宅街)では簡素に、形式的におこなったり、上棟式をしない場合も多いみたい。今回は形式的に、といった感じか。でも上棟式に参加した経験がないので、ドキドキする。
 用意したのは、大工さんの棟梁・大工さん・クレーン運転手の計7人分の御祝儀、お酒2合、お寿司2合折、お米とお塩一握りずつ。御祝儀は大工さんの棟梁に1万円、大工さん5人に5千円ずつ、クレーン運転手に5千円。ネットで調べていると、地域差や個人差もあって、棟梁に10万円を渡したり、近所の人に5千円ずつ配ったりする人もいるみたい。お酒は地元の「黒牛」。お寿司は地元のお寿司屋さんで注文し、当日受け取りに行った。
 15時頃現地に行き、大工さんたちにコーヒーの差し入れ。その時にはすでに柱が組み上がっていて、屋根の形が出来上がっていた。1日でこれほど進むのか、と感心した。紙の中でしか見ていなかったものが形になってくると、改めて大きい家なんだと実感する。ちょっと欲張りすぎたのか、家と塀の間が短かくなりすぎて、通るのが難しくなった所があったり、図面上だけではわからない問題点も少しずつ見つかってきた。でもおおむねイメージ通りの家になりそう。
 17時すぎに屋根のベニヤ板を貼り終わり、骨組みが組み上がった。建築会社の人たちも集まって、上棟式へ。御幣に名前を書いて、それを2階にくくり付けて、その御幣に向かって一同2礼2拍手1礼。後は、四周の柱にお米、お塩をまいて、最後に再び御幣に向かって2礼2拍手1礼。その後、大工さんたちの自己紹介を兼ねて、御祝儀・お酒・お寿司を渡して上棟式終了。あっさりと終わってしまった上棟式だったけど、これから新居が形になっていく過程の大きな節目(イベント)を無事に通過することができてほっと一安心。
 ひろたんは工事中はトントンうるさかったのか、ちょっとびびっているようだった。上棟式の間は、建築会社の人に抱っこされていて、泣かなかったけどきょとんとしていた。式が終わって、家の中で打ち合わせしている時には、ひろたんははしゃいで、歩いたりハイハイしたり。でも工事中の家は木切れや道具があったり、家の端から落ちそうだったり、動き回りたいのはわかるけど、自由にさせることはできなかった。それにしても今日は、お昼寝もさせてあげられず、騒がしい場所でいろんな人に囲まれたりで、ひろたんはちょっとお疲れ模様。 


<今日の晩ごはん>
 鮭とニンジンの炒め物(チーズかけ)、豆腐と油揚げともやしとチンゲンサイのみそ汁

 全景

 屋根組みと梁

 御幣に書き入れ

 御幣を掛ける

 はしゃぐひろた