106日目(7月15日):田長谷渓流と森林公園

<育児日記>
 今日は、朝ゆっくりと、まったりと過ごしてから出発。ひろたんもぐっすり眠れて、朝からご機嫌。感じのいい所で、快適に過ごせた。
 熊野川沿いの鼻白の滝方面へ車を走らせる。鼻白の滝は、滝壺までは行かなかったけど、落差のある豪快な滝だった。この谷をさらに奥へと走らせる。この谷は、田長谷(たなごだに)といってきれいな渓流だった。花崗岩(花崗斑岩)の岩を浸食できずに岩の上を這うように川が流れる所もあり、砂利の少なく岩が多い谷だ。舗装道路が途切れて未舗装道になった所で車を置いて、そこからひろたんを担いでハイキング。暑い日だったけど、木陰に入ると谷沿いということもあって、涼しい風が吹いていた。森林公園という看板があったので、それを目指して行く。森林公園は、林道脇から入る登山道が作られていて、山をぐるりと1周できるようになっていた。どこが管理しているのかわからなかったけど、ある程度整備されているようだった。森の中で昼食をとって、山道へと踏み出す。結構急な山道で、ハイキングというより軽登山といったところ。途中、「この木何の木?」という問題が書かれた看板が10個ほど立てられていて、木の勉強しながら登れる道なんだろうけど、最後まで正解は示してくれなかった。入り口に答えを書き込める用紙があったので、これに書いて送ると答えがわかるようだが、送り先がどこかわからなかった。所々に順路の矢印は示されていて、登りやすいように整備されているけど、コース案内図などどこを歩いて登っているのかわかるようなものが欲しかった。結局、山頂へは出ないで、1時間くらいで森を1周するコースだったけど、モミやツガ、トチなど結構大きな木がたくさんある自然林だった。登っている途中で、上の方でガサガサ音がして、見上げると一瞬何かが通った感じがあった。途中イノシシと思われる糞があったけど、跳ねるように逃げていったので、シカかカモシカか?いずれにしても動物が暮らしている豊かな森だということがわかった。
 登山して汗を流した後は、渓流で汗を洗い流す。水はきれいで、流れもそれほど速くなく、ひろたんも大喜び。岩にできたくぼみでパシャパシャ。花崗岩なので、落差のある所はすべり台のようにウォータースライダーができる場所もあり、ママさんはウォータースライダーで楽しんでいた。ひろたんと滑って、ひろたんが水没しそうになっていたけど。
 帰りに熊野川町のさつき温泉へ。ひろたんとははじめての温泉。平日だったので人も少なく、ひろたんはパパさんと入浴。でもひろたんの体は洗えるけど、子連れでは体を十分に洗える余裕をくれない。温泉でも楽しそうにしていたけど、浴槽脇に座っていて、パシャパシャ遊んでいたときに、何を思ったのか自ら浴槽に入っていった。結果、ひろたん2秒間水没。川でも温泉でも水没。水嫌いにならなければいいけど。その後は、露天風呂で機嫌よく遊んでいたので、ほっとする。きれいな浴場で、夕食も食べることができて、後は帰るだけ。帰りは高速道路を使わずに、山道を走る。途中、街灯の下にカブトムシやクワガタがいたので、捕まえて帰った。
 いろいろ盛りだくさんの2日間だったけど、リフレッシュできた。ひろたんも楽しそうにしていたので、いい旅行になったと思う。

 鼻白の滝

 田長谷渓流

 さつきの湯(脱衣場)